はじめに
Conflux のインストール、プロジェクト初期化、最初の proposal 作成、初回 run 完了までを通します。
このガイドは、Conflux を初回セットアップして最初の有用な run を通すための最短ルートです。
重要
Conflux 自体はコーディングエージェントではありません。Claude Code、Codex、OpenCode などの外部 CLI を起動・制御するオーケストレータです。
前提条件
まず次の 3 点を確認します。
- Rust / Cargo が使える
- git 管理されたプロジェクトがある、または新規作成できる
- 少なくとも 1 つの外部コーディングエージェント CLI がインストール済みで認証も通っている
cargo --version claude --version claude -p 'hi'別のエージェントを使う場合は claude 部分をその CLI に置き換えてください。
CLI をインストールする
まずは crates.io から入れるのが基本です。
cargo install cflx cflx --versionプロジェクトを用意する
Conflux は git worktree を使うため、対象プロジェクトは git 配下である必要があります。
mkdir -p ~/myproject cd ~/myproject git init既存リポジトリがあるなら、そのディレクトリへ移動するだけで構いません。
bundled skills を入れる
実用上の最初の一歩は、使用するエージェント向けに cflx-* スキルを入れることです。
cflx install-skills --claudeこれでプロジェクト配下の ./.claude/skills/ に bundled skills が展開されます。
設定ファイルを生成する
Conflux の設定ファイルは .cflx.jsonc です。
cflx init初回は生成されたテンプレートをそのまま使って十分です。必要なら cflx init --template codex や cflx init --template opencode を使います。
最初の change proposal を作る
Conflux は OpenSpec change を処理します。最短ルートは、コーディングエージェントの会話内で proposal スキルを呼ぶことです。
/cflx-proposal display hello world in python
生成後は、少なくとも次のファイルを確認してください。
proposal.mdtasks.mdspecs/.../spec.md
内容が妥当なら change をコミットします。
git add openspec/changes/add-hello-world git commit -m 'proposal:
add-hello-world'
Conflux を実行する
実行前に作業ツリーが clean であることを確認します。
git status実行モードは次の 3 つが実用的です。
| モード | コマンド | 向いている場面 |
|---|---|---|
| TUI | cflx | 手元で対話的に回したい |
| Headless | cflx run | 非対話・スクリプト実行 |
| Server | cflx server | ブラウザダッシュボード付き |
TUI で最短に動かすなら次の順です。
- change を選ぶ
Spaceで実行対象にするF5で開始する
初回成功の目安
初回に確認したいのは次のようなことです。
- apply と acceptance を通る流れが見えたか
- ログを追って何が起きたか理解できるか
- diff が merge 候補か、追加作業が必要か判断できるか
おすすめ
初回は完全自動化よりも可観測性を優先するとよいです。cflx server
でダッシュボードを使うと学習コストがかなり下がります。
初回で詰まりやすい点
agent command が即失敗する
まず Conflux の外で CLI が単体で動くかを確認してください。claude -p 'hi' 相当が失敗するなら、Conflux より先にそこを直します。
proposal が大きすぎる
OpenSpec change を分割してください。Conflux は、change が明確で境界がはっきりしているほど安定します。
実行前から working tree が汚れている
無関係なローカル変更が混ざると結果を信用しづらくなります。clean にしてから実行するのが基本です。